名駅近辺でのんびりと飲もうと思ったら、私は迷わず【たい信】さんをお勧めします。
お店は駅のすぐそばですし、タヌキが迎えてくれる店内は白木の落ち着いたインテリア。
とっても綺麗なお店なんですけど、実は昔からある老舗さんなので、
ゆっくりのんびりとお酒が楽しめる雰囲気なんです。
(タヌキはお店のシンボルだそうなので、店内にもいっぱい飾ってあって、かわいいです♪)
こちらのお店のお勧めは、何と言ってもカウンターに並んだ大皿のおばんざい。
自炊をさぼりがちな胃袋にはありがたく染み入る品ばかりです。
日によっていろんなものが楽しめますが、煮物や煮付けなどを頼んで、
そこにスッキリした飲み口の白水をロックで合わせて飲み始めると…。
気分はまるで故郷に帰って母親の手料理で晩酌しているようです。
でもその一方で、座敷席もちゃんとあるので、宴会にも向いている居酒屋さんでもあります。
宴会のコースは基本的にちゃんとした会席料理で供されるので、食事も存分に楽しめますよ。
お魚もお勧めで、特に鯛のメニューが豊富です。
いろいろな味をいろんなお酒で楽しめるので、私はあら煮と日本酒をチョイスしてみました。
お酒は辛丹波を頂いて、キレの良さと、あら煮のふんわりとした暖かい味わいとを交互に楽しみました。
辛丹波が美味しいので、続けて豚の柔らか味噌煮を合わせてみました。
ホロホロと本当に柔らかく味の染み込んだお肉ともバッチリの相性です。
お店のゆったりした雰囲気もあってか、これだけ相性のいい組み合わせでも、橋がせかせかと急ぐこともなくて、
あくまでものんびりとその組み合わせを楽しむことができるのもいいですね。
そして最後の締めはやっぱり炭水化物が欲しいので、もう迷わず鯛茶漬けです。
お酒も最後の一杯は軽めに麦焼酎をお湯割りで。
最初に白水を頂いたので、締めはやき麦。スッキリしてるけど香ばしい香りも楽しめるので、
このお酒があるお店では割と締めに選んだりします。
美味しくいただいて、帰りはすぐ駅から電車に乗って帰れます。
こういう居酒屋さんが近くにあるというのは、ありがたいものなんだなぁと改めて思いますね。
ご存知ない方は、是非一度、足を運んでみてください。